契約農家様を主体に梅干を仕入れております。仕入れた梅干は年1回残留農薬検査をおこなっています。
弊社の自社漬原料は、JAの営農指導のもと栽培された青梅を、JAを通じて仕入れ、自社で塩漬け、天日干しの加工を行っております。青梅の仕入れ段階で出来るだけ熟したものを使用しています。JAのもとで栽培履歴や防除歴を管理された安心・安全な青梅です。GAP(適正農業規範)の推進に努めております。
特定の契約メーカーから商社を通じて原料梅を仕入れております。日本仕様の品質や選別基準を指導して日本向けに対応した信頼できるメーカーと契約することで安全な原料を仕入れることが実現しました。二次加工はすべて国内で行われています。
農家から仕入れた梅干は、残留農薬検査をおこなっています。医薬品登録試験検査機関において厚生労働省の通知法を基本にした分析をおこなっております。ポジティブリスト制度(食品衛生法)や農薬取締法に対応した多成分一斉分析で残留農薬を100項目にわたって分析しています。 常に一定の品質を維持するため、成分分析装置で数値管理することで、一年中変わらずおいしい梅干をご提供しています。 ロットサンプルの保管検査をおこなっております。 原料、製品などの理化学試験を常におこなうことで安全・安心な製品をお届けしています。 最終チェックには金属探知機で安全を確かめてから出荷しています。
工場内に入室する際には、作業服のローラー掛けを実施し、エアーシャワー、手洗い、アルコール消毒をおこなっています。機械類は洗浄して、使用前にアルコール消毒し、工場内も常に清潔に保っています。食品の衛生面を考慮して、定期的に従業員の健康診断、検便の実施をおこなっています。また、製造技術、衛生管理教育の実施もおこなっております。
お客様のコンセプトに合わせ、企画製造致します。梅の可能性を追求し、時代に合った新たな製品の開発に努力しています。 新しい味を生み出すため、商品コンセプトを企画し、それに従って原料選びや製造方法を考え、試作と試食、改良を繰り返して商品を作り上げていきます。 新商品の企画・開発や既存商品の改良を行うほか、自社商品をつかったレシピ開発をおこなっています。
入荷した梅干をセイロに取り、水洗いします。つぶれた梅や格外品を丁寧に取り除きます。
洗った梅干は、脱塩タンクで塩抜きします。常に一定の塩分を維持するため、成分分析装置で数値管理をおこない、季節により脱塩時間を変えています。
原料の梅干に合わせて1週間から2週間調味液に漬け込み、それぞれの味の梅干に仕上げます。品質を維持するため、成分分析装置で数値管理をすることで、一年中美味しい梅干をご提供しています。また、官能検査をおこない、風味や色味も一定に保つようにしています。
南高梅はとてもやわらかく、つぶれやすいので、一つひとつ手作業で容器に詰めています。
地球のこと、環境のことを考えて、限りある資源を大切にするため、私たちにもできることはないかと考え、通信販売の包装形態を一部見直し、プラスチック容器からCO2排出を削減するカルプ容器に変更しました。梅を塩漬けしたときにできる梅酢は再利用しています。資源はできるだけきれいな状態にして環境に戻すため、工場排水処理施設を設置しています。